身分
レクラン王国では市議会が存在し、各都市の行政は市長が担っているが、最終決定権は『国王』に委ねられる王制を敷く。
身分としては、『王族>貴族>平民』と三層に分かれ、騎士など王族や貴族でしか就けない職種も存在する。(※1)
王族:継承権のあるなしに関わらず王の血縁一族
貴族:国王の儀礼称号(※2)
※1世界観的にハンターには身分を問わないが、PC同士の身分の差を作らない為に一般PCは全て平民設定。
※2代々その男系家族にのみ受け継がれていく。しかしながら、貴族は貴族同士での婚姻が殆どであり貴族から平民に成り下がるものは多くはない。
機械
レクラン王国では電気を使った電化製品は存在せず、風車、水車など自然エネルギーを利用した歯車機械が多く活用されている。
また、魔鉱石という人為的に作られた動力源が存在し、一般家庭から運輸、工業製品まで幅広く使用されている。
魔鉱石とは、特殊な原石(魔鉱原石)に人為的に魔力を凝縮して封じたもので、現代でいう蓄電池の様な働きをする。
力を加えることでエネルギーを発生するが永続的なものではなく、原石単体ではそれほどの威力を発することはない。
しかし、魔鉱石はそれほど安価なものではない為、一部の貧しい家庭では手に入らない場合もある。
主な電化製品代替一例
●電話: 郵便屋、梟などの伝書動物
●大型機械: 基本的には風車や水車、炉を使ったものが多く。最近では魔鉱石を動源にしたものもある。
●車: 馬や牛などの動物を利用。(馬車、牛車など)
●船: 民間の船は殆どが帆船だが、中には魔鉱石を動源にした魔動船もある。
(飛行船、船の操縦には魔鉱石に魔力を加えながら調整操縦する魔操師が必要。)
流通している魔鉱石使用製品
●冷蔵庫
●コンロ
●ランプ
※コンロや灯りなどの魔鉱石は一般人でも交換可能。冷蔵庫などの交換は魔工技師が行う。
存在しないもの
ラジオ、電話、テレビなどの音や画像を転送する手段は今はない。
お金
レクランの通貨は【円】。
神風学園で使用されるお金は、訓練費用として使うお金(生徒名簿に記載されているもの)とPC個人で所有しているものの二種類がある。
・訓練費用として使うお金
訓練費用および依頼報酬は全て学園の帳簿で管理され、名簿に反映されている。
言わば、架空のお金。退学や卒業時に、残高が換金される。
・PC個人で所有しているお金
食事や買い物など、ロールで使用するお金。
神風費用として使うお金には対応していない。