お疲れ様でした。
全員の書込みが終わったので終了いたします。
結果をお待ちください。

※尚、〆切以降の書込みはチーム結果には反映いたしますが、個人結果では無効となりますので予めご了承ください。

「よーし、がんばろうな。…お、遊びたいか？よしよし。またあとでな。」

アルマジロンが顔をあげてくると、にぃと笑ってぽんと軽く叩くように手を添え、丸くなるよう促しつつゴールを目指した。

「――いい子だ。少し我慢してくれ」

アルマジロンを撫でて落ち着かせると、転がり易そうな地形を選び進んで行く。

アルマジロンボールが落ち着くまで待ち、丸まったところでそっと触れる。
丸まれば一気に推し進め、適度に休憩（宥め？）を与えながらゴールを目指した。

「……」

まじまじとアルマジロンボールを眺め

「どっから連れて来た」

真顔でポツリ呟いた。
気を取り直して、とにかく、とにかく力任せに転がす。

「神風には飼育部などもあるんでしょうか」

体験見学してみたい、とほどけかけてまた丸まったマルマジロを興味深そうに見て。
生き物へ対すなりの丁寧さで転がしていこうとする。

浴衣を基調とした衣装なので、邪魔にならないように袖を肩まで捲り上げていた。

「いいこだね、一緒に転がってくれる？」

お行儀よく丸くなってくれている様子に思わず漏れた言葉。
そっと一撫でしてから、真っ直ぐにゴールを見据えるのだった。

「………。押すより玉乗りの方が速くね？ダメ？」

少し押して転がすと思考。乗ったら反則になりそうだったので、多少蛇行しても転がりやすそうな方向に倒して行くことにした。

「！ かわいいですねぇ…おねむですか？」

ねむたそうな子に片手を添えると、一度こちらに気を向けてくれたようだった。
否、視線だけだったかもしれないが。

「…かわいい子ですね。今日はよろしくお願いしますね。」

おっとりと微笑むと、ひたりと触れた手の先にじんわりと
ぬくもりを感じる気がして頬を寄せる。
それから、進行方向にひどい砂利などないかを確かめるように
トラックをながめてから、そっとアルマジロンを押し始めた。

アルマジロンを珍しそうに見つめ…
「か…かわいいっ。いっしょにお散歩しよっか」
アルマジロンを愛でながら、合間で休憩しながら
そ〜っと背中？を押して進んでいく。