＞ユイト・ALL

「おっ、ニュー獣系海賊誕生の予感だね。
… …ユイトちゃんに似合う猫耳は、ぜひぜひ
ふわっふわのさらっさらの手触りのいいところをお願いね…？」

ワイルド系でくるんだろうか…といろいろ想像しつつ、
相手のイメージをそのまま口にする人がいる。
とはいえ、どんなふうになるんだろ…と楽しみそうに笑って。

「アイシングクッキー楽しみいっぱいだね〜。
ヒトデは星型の抜型で〜…貝殻のも探してみよ♪
えへへ、やた♪ 爆弾たこ焼き一票いただ〜きっ。
ありがとユイトちゃん。
メインに支障がない程度で〜を狙っていくよ。」

一票に嬉しそうに笑って、申請へのお礼もぺこり。

「よ〜し、それじゃ準備、がんばっていきましょー♪
衣装考えるのも楽しみになってきちゃったな。
スチーム系も好きだけど、やっぱり部分ゴス系がまとめやすいかな〜」

ベースを考えながら、みんなと合いそうな雰囲気で…と衣装のことなど考え始めている。
途中、黒板のジョッキドリンクのところに『↑男達の乾杯』などとネーミングを書き足したりしているのであった。

「あっ猫だ。そうか、海賊衣装に猫耳という手も・・・・・ちょっとやってみるか」
チョークの図形の変化に目を輝かせ

「アイシングクッキー、作り方とか調べてみるよ。できそうならやってみる。
あれだね、なんか見た目かわいくて食べるのもったいないのができちゃいそ。」
女子ズのスイーツのレシピ案に目を細めて

「爆弾たこ焼きも折角だし作るに一票。
美味しいものはどんどん作るべき・・そして食べるべき。
スイーツ作りながら、余裕があったらたこ焼きも手伝うね。
ってことで意見もまとまったみたいだし、申請出しときますね」
黒板に書かれてる内容をメモしていた。

（PL：申請出しました！）

「はいはーい♪ では、今回は海賊さんに ま〜る、…っと」

きゅきゅ〜っとチョークで『海賊』に丸を書きかけて、
途中で２か所ばかり三角にとがった。
にゃんこ耳つきシルエットの丸で印をつける。
こっそりとユイトの猫耳を採用しておいた。

「あ、砂浜コーンフレークはいいねぇ。
私もソーダのクラッシュゼリーどうかな？って思ったけど、
透明ゼリーとの二層って綺麗だねぇ。
バニラアイスはもくもく入道雲みたい♪
わ、ヒトデの飾りかわいいねぇ…二人ともセンスいいなぁ。
アイシングクッキー飾るならそれも準備が必要だね」

きらきらパフェの構想に、瞳をきらめかせながらイマジネーションを働かせている。頭の中にはさんさん爽やかなマリンの光景が浮かんでいた。
貝殻やヒトデに夏休みの浜辺などを思い出しつつ…

「…あ、ねぇねぇ。余裕あったらこういうの作ってもいい？
名付けて爆弾たこ焼き！
海賊といえば大砲〜、だから、砲弾みたいな真っ黒いの！
イカ墨とか使ったらいけると思うんだよね…
もちろん、メインのお料理の邪魔にならない程度でいいんだけど…」

時間限定・秘密のメニューくらいのつもりでちょこんと首を傾げ、意見を伺う。

「じゃあ、私は会計ベースで接客サブね。
調理も入れる時にはサポートで入るし、
ヒビト先輩調理してる時は 呼び込みもがんばりまーすっ。
このチームなら、みんな臨機応変で行けるだろうし、
楽しみチャンスは掴んでこ♪ よーそろー♪」

ヒビトくん先輩ナイスです、と『臨機応変』に笑顔で頷くと、黒板におおよその決まった部分を書き込んで、女教師ぶって かけてもいない眼鏡をくいっとあげる仕草をする。
担当への挙手には、はいは〜い、とチョークをカツカツ動かして。

「あ、樽のテーブル素敵だねっ。雰囲気あるし、
設置が楽だとお料理の準備に時間かけられるからいいかもねぇ。
椅子は木箱の椅子とかどうだろ。座りにくいかな？
衣装も考えるの楽しみだねぇ。
カッコかわいい感じか〜…コルセットとワンピ合わせたらちょっと雰囲気出るかな〜…？
ユズぅ、あとで図書館に資料探しに行こうよ」

海賊帽子と眼帯もかっこいいね、とユイトの案にうむうむ笑顔しながら、肉巻きドッグの横だけ空いていたので『おいしい！』と付け加えておいた。

*

◆店名：海賊カフェ（仮）

◆テーマ：海賊モチーフ×カフェ

◆メニュー
・肉巻きドッグ（おいしい！）
・きらきらマリンパフェ♪（海イメージ４層仕立て）
・黒真珠のミルクティー（タピオカミルクティー）
・ジョッキドリンク（ジンジャーエール・葡萄ジュース）

◆内装・構想
・海賊船風→雰囲気出してこ〜♪
・樽のテーブル・他
・海賊旗→ヒビト船長よろしく！

◆衣装
→各自でま〜とめっ？
　男の子はかっこいいの、女の子はカッコかわいいの♪

◆役割分担（主にメイン）
・ヒビト⇒呼び込み兼肉担当（※肉料理担当）
・ユイト⇒デザート担当
・ユズキ⇒接客担当
・リモ　⇒会計・接客サブ

◆スローガン！
・担当・状況・臨機応変♪
・みんなで協力＆サポートしあう♪
　↑いつも通りのみんなでばっちり！

「うんうん、流れは海賊カフェなの♪
メニューはあまり増やしてもてんてこ舞いにないそうだしそんなところかな？
ジョッキで飲物、葡萄酒とビールって感じでいいね〜。」

ジョッキドリンクと肉巻きドッグ、パフェとミルクティー指を折ってうん、と頷いて。

「んっとね、パフェは一番下が砂浜みたいなコーンフレーク、その上に青いゼリーと透明のゼリーを砕いて二層にするの。キラキラして海みたいでキレイかな〜って。
上にはバニラアイスに貝殻とかヒトデのアイシングクッキーなんか飾ったら可愛いかな？」

人差し指を顎元に添えながら小首をかしげて、パフェのイメージを組み立てながら楽しげに。

「ユイトちゃんはキッチン、ヒビトちゃんは一番目立つ格好で呼び込んでね！肉担当……って食べる方？
ユズは接客担当かな〜…リモちゃんお揃いでカッコかわいい感じにしよ♪」

肉担当と聞くとふふっと笑いをこぼした。

「内装もこだわりたいねぇ、オブジェも良いけど樽をそのままテーブルにするのも素敵じゃない？
海賊旗はデザインは…、ヒビト船長にお任せなの♪」

最後はパチ、と両手を合わせてヒビトに視線を向けた。

「タピオカミルクティー美味しいよね。
具体的な案も出てるし、ひとまず海賊系で行きますか？」
黒板の文字を眺めつつ

「キラキラな海みたいなパフェっていうと…海みたいな色のソーダに、ヒトデ形のゼリーを浮かべたりで近くなるかな？
お肉は豪快な見た目の方がそれっぽい気が。」
メニューを想像しつつ言って

「海賊っていうと特徴的な帽子に…男子は眼帯とかしてみます？
あ、僕は…料理作る人希望です。甘いもの担当で…」
ヒビトに続いてそっと手を挙げる。

「宝箱開けたら肉！いいな！
　弁当箱とかを飾り付けてやればなんとかなるだろうし、
　どうせなら旗付けようぜ、海賊旗！

　海賊って言ってもちょっとアレンジすれば
　可愛い系の衣装も作れると思うぞ。
　―あ、ユズ、そのメニュー採用！てかうまそ！」

ユイト、ユズキの案に楽しそうに笑いながら、自らも想像を膨らませる。
リモがチョークを手に黒板に向かうと「はい、リモ先生」と異議なしとばかりに応えた。

「さすがにプールサイドは貸し切り無理だろうからなぁ、
　でも教室飾り付けんのもわくわくするな！
　後は役割分担か…。
　料理作ったりオーダー取ったり呼び込みとか会計とか、
　状況に応じて臨機応変にはなるだろうけど、
　ある程度は決めてた方が良いかもな。
　てなわけで、呼び込み兼肉担当したい！！」

机の上に腰かけ、はいはい！と挙手をして言う。

「…はいっ！ 私、それ、たべる…！」

じゅわ〜っと甘辛ダレ染み出す食べ心地… …を、すでに口の中でリアリティたっぷりに感じていた。はいっ、と挙手すると、とにかくお肉ご飯は一品絶対！とばかりである。
肉派閥※ここに誕生。（※年中常設）

「お肉、甘味に負けてませんよ〜。だいじょうぶ♪
ヒビト先輩ってほんと食の天才…
ふっくらほろ甘ご飯に、しみしみの甘辛ダレお肉から
じゅわっとしみだした旨みが混ざり合ってー…
…想像するだけで舌が幸せ〜…」

甘辛ダレつけこみのバラ肉などにうっとり。
甘みも肉みも、どちらも絶賛100％中だ。

「おっ、かっこいい感じに面舵いっぱいだねっ。
フリフリも捨てがたいけどカッコイイもいいねぇ♪
海賊といえば樽酒とかワインで乾杯〜ってイメージもあるかな…
ジョッキにジンジャーエールとか、
木のタンブラーに葡萄ジュースとかでも雰囲気出そうだなぁ。
こっち方向にするなら、甘いものももちょっと路線変更だね？
…あ、そのタピオカミルクティーはスペシャルにいいですねっ
キラキラパフェかぁ…ゼリーとか乗せたらキラキラ？」

和風パフェからお汁粉の辺りを頷き聞いてから、海賊の甘味とは…？と思案の色を乗せた眼差しで小首を傾げ。
ユズキさんナイスアイディア♪と、黒真珠タピオカに び、っと人差し指を立てた。
ユイトのテーマの話に頷きつつ…宝箱から肉、で肩を揺らし。

「海賊系でいくなら、部屋に入ったら海賊船！
みたいな装飾でも楽しいかもね。
樽とか詰んで…大きい白い布を帆みたいに張って…
双眼鏡置いたり、船のハンドルとか、浮き輪とかデコったり…？
宝箱からはおまけがでてきても楽しいかも〜。
プールサイドでやったら雰囲気出そうだけど、大掛かりになっちゃいそうだしねぇ」

*

「ん〜…方向性が真逆に上がったね。
どっちに決まっても楽しそうだよね、もうわくわくしっぱなしだし♪
とりあえず、ここのみっつは確定でよさげかな？」

席を立つと、チョークを手に黒板の前へ。

・名前（未定）
・喫茶系（候補：和風 or 海賊系）
・お食事系メニュー（肉巻きドッグ or 肉巻きおにぎり）（仮）
・甘味系メニュー（お店のタイプに合わせて展開）

「ふふ、浴衣もフリフリもリモちゃん似合うと思うの〜。」

頬を両手で支えながら楽しげに笑う。

「肉巻きドッグってそういうのなんだ！
すっっごく美味しそう♪
ユズ、お肉でパンを巻いちゃうのかと思ったの〜。」

てへへ、と自分の想像に照れ笑いをして頬を指でなぞり。

「うんうん、お肉ドッグなんか新しい感じだし、メインにしたら盛り上がりそうだよね！
それ考えたら和風喫茶より海賊のがイイかも？ユズカッコいい感じもやってみたい〜！
それならキラキラな海みたいなパフェとか、タピオカミルクティーを黒真珠のミルクティーなんて言っても楽しいかも。
リモちゃんはどぉどぉ？？」

パタパタと興奮気味に机を軽く叩くと、リモへと視線を向けた。

「和の方向で行くなら和風パフェ、お団子、お汁粉あたり考えてたよ。お肉も甘いものもってなるとユズのいうとおり
喫茶かな？」
どっちも食べれるし、と店員側なのに食べる気満々な返答をし

「何それ美味しそ…よだれ出てくる」
ヒビトの説明に想像したのかごくりと喉を鳴らし

「お〜海賊も良いんじゃないですか？
女の子はちょっとカッコイイ系になっちゃうけど
ギャップ萌え？ってやつではないでしょうか。
海賊の場合、海や船をテーマにした喫茶になりますかね。
宝箱開けたら肉出てくるみたいなイメージ。」
えいと開ける仕草をしつつ、想像に浸っている。

「肉巻きドッグは中身はご飯なんだけどさ、
　棒状に丸く伸ばしたご飯に例えばチーズを混ぜ込んで、
　タレに漬け込んだバラ肉を巻き付けて、
　オーブンでじ〜っくり焼き上げ、
　最後に甘辛ダレを全体に絡めて串に刺した感じのやつ！
　ま、要はおにぎりタイプか串に刺したタイプかの違いだな！」

お肉なだけにたっぷり感情込めて語った。

「…メイド、執事…。和ロリ…。
　甘味色強すぎてお肉が消えかけてる？！」

衣装の方向性からお店の雰囲気が傾きつつあることにショックを受け、同時にリモから尋ねられたので慌てて考えた。

「ハッ、原始人！？」

肉連想し過ぎて思わずそんなアイディア口走った。

「まぁ、それだとフリフリとかアレンジし難いよな〜。
　あ、あれだ！海賊とか！！自由気ままな感じだろ」

最後に思いつけば、どうよと笑顔で言って、それぞれの意見に耳を傾ける。