シルヴァン帝国留学(最終イベント用)
|| トップにもどる
|| イベント専用名簿
|| ワード検索
|| 管理用 ||
[93]
Date:2023/05/08(Mon) 00:05
名前:SM ステータス:/// HP/TP(最大HP/TP):
行動選択:発言する
ウルティモ遺跡での激戦を終えた貴方達は、帝国西部にあるエーギル伯爵の別邸にて一時的に休息を取り、帝都シルヴィアへと帰還した。
遺跡内部にいたため気付かなかったのだが、悪神アル・ラートの復活の影響か各地で魔物が凶暴化し暴走。遺跡周辺は特にそれが色濃く、騎士学園のリアン、アルメリア、クロとシロとが、影の兵士だけでなくそれら迄も遺跡に入らないよう食い止めてくれていたようだ。
またシルヴァン帝国全土に及んだ、イルミス皇子とスカーレッド侯爵の反乱。さらに彼らに扇動された自由神アルラート教徒を中心とする各教団の教徒達による暴徒については、悪神アル・ラートの消滅と共に少しずつ勢いを失っていった。
情報によればイルミスは既に死人であり、影の兵士達を操るなど悪神アル・ラートの傀儡であったことが判明した事。混乱の中、聖女の歌声が聞こえ、敵味方関係なく憑き物が落ちたように”冷静”になれた事などが影響し、鎮静化にむかったという。
イルミスを失い孤立したスカーレッド侯爵軍は、彼の子息であるキルスとアデリナ皇女によって捕らえられたそうだ。
そんな混乱な最中で、貴方達がすぐに休息の場所を取れたのも、帝国西部、最北の地エオニスの辺境伯であるエーギル・E・ヴィシュニア伯爵がスカーレッド侯爵軍の動きを察知して一早くエオニス周辺の護りを固めていたことにある。ナダからの情報を元に、いざという時に貴方達の助けとなるよう準備を整えていたそうだ。
帰還のため、魔物の馬車、巨大な狼と熊が合わさったような高速獣魔ダイダロスも手配してくれていた。
こうして貴方達は一時的な休息の後、数日かけてシルヴァン城へと帰還したのであった。
---
SMより:
以上でシルヴァン帝国留学最終イベントを終了します。
なおその後を含むエピローグ等は今週末(5/13-14)公開予定です。
併せて週末には、通常版・特別版のPC施設(チャット・BBS)の設置も考えていますので、準備が整い次第改めて皆様にご案内(メール)致します。
お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました!
[92]
Date:2023/05/07(Sun) 23:49
名前:風祭タツキ ステータス:100/120/785/190 HP/TP(最大HP/TP):(597/239)
行動選択:発言する
「…。まぁ。めでたしめでたし…なんすかね。」
ちょっと気が抜けたようにつぶやいて天を仰ぎ
「うー・・・っす。」
帰るという言葉にのろのろと立ち上がり
負傷者や足に来ている人の手助けをしつつ
やー終わった終わった、と軽い言葉を上げつつ帰っていったことだろう
[91]
Date:2023/05/07(Sun) 23:05
名前:冬葉フユ ステータス:200/90/70/840 HP/TP(最大HP/TP):600/130(600/240)
行動選択:発言する
「アサヒさま…」
放心したようなアサヒの声に、ゆるやかに目を細め…。彼女の全てが報われたような気がして、その光景が瞳にやわらかに焼き付く。
シュシュの声に、ふ…と気をとりもどす。
「あ、は、はいっ。だ、いじょうぶ、…今、すっごく、良かったって… …思って、…。シュー、おんぶしましょうか? わたし、案外たくましいんですよ?」
ぺちりとふくらはぎをさすってみせたあと、シュシュの腕につかまって、支えがちにする。反対側のメルの様子を、覗きこんでもみたりして。
レンジュが涙ぐんでいるのを、えい、とハンカチを目元に押しあてようとしたりもしていた。
「ソラちゃん、立てますか?」
へたりこんだ子に手を差し出したりもしつつ、帰り道は、手を繋いだ動線に、チームメイトな仲間たち、友人たちを わ〜っと巻き込んだりしていたかもしれない。
ほんとうに、ほんとうに人心地が起きた瞬間に、ようやく急に湧き上がる涙をこらえて、深呼吸するひとときも、あったようで…。
[90]
Date:2023/05/07(Sun) 22:24
名前:姫鵜メル ステータス:205/225/700/235 HP/TP(最大HP/TP):678/245(682/273)
行動選択:発言する
「……うぁぁ……よ、かった……ねえぇ…」
ボロボロ号泣しつつ、シュシュが話しかけてくれば両手でゴシゴシとそれを拭い、ぱあっと満面の笑みを浮かべる。
「うん!帰ろう!」
ぎゅ、とその手を握って。
[89]
Date:2023/05/07(Sun) 20:44
名前:志水シュシュ ステータス:80/585/100/200 HP/TP(最大HP/TP):354/93(482/193)
行動選択:発言する
あまりの眩しさに目をぎゅっと閉じた。
その後に目を開けたのと、アサヒ様の声が聞こえたのはほぼ同じタイミングで、
「…………ほ、本当に?
本当に、息を、………ほ、本当に…」
力が抜けてふらつきそうになるのを、踏ん張って堪えることになった。
膝がガクガクしそうになるのをどうにかこうにか堪えている。
「は、はい!帰りますっ!
フユちゃ、メルちゃ、大丈夫? 無事に歩けそ?
シュシュはも〜、足がっくがくだよ!!
一緒に支えあって帰ろっ」
と、2人の少女に手を貸したり貸されたりしながらも歩きだすだろう。
[88]
Date:2023/05/07(Sun) 20:13
名前:留守レンジュ ステータス:825/95/200/175 HP/TP(最大HP/TP):539/211(647/259)
行動選択:発言する
「…。」
覚悟は決めたつもりだった、
でもそれが甘い物だったと良くわかる。
やっぱり失いたくない、
助かってほしいと。
「………よかった。」
アサヒの声にただただ呟く。
その声に涙が混じっていたのは仕方のないことだと思う。
ぐし、と自分のジャージの袖で涙をぬぐうと、
収まらない涙を何度も拭いながら共に歩いていくだろう。
[87]
Date:2023/05/07(Sun) 19:16
名前:天音 チカ ステータス:455/330/475/330 HP/TP(最大HP/TP):795/213(795/318)
行動選択:発言する
「―!」
強烈な光に目を開けておくことは叶わず目を閉じた。
暫く視界が真っ白に染まっていたが、光が弱まり、目も慣れてくる。
窺う様に薄く目を開き周囲の状況を確認して…
「……は、ははッ……よかった」
アサヒの声が聞こえ、次いでキナリーを見る。
なんだか一気に力が抜けた。
大きく、安堵の息を吐いてなんとか言葉にする。
サクの言葉に頷き、それぞれが動き出すのを待ってから、共に歩いて行くのだろう。
[86]
Date:2023/05/07(Sun) 16:46
名前:朱鷺ミソラ ステータス:830/30/90/200 HP/TP(最大HP/TP):575/155(575/230)
行動選択:発言する
辺りを真っ白にする眩しい光に目を瞑り、
アサヒの声に、はっとした表情でキナリーの方を見る。
眠るような様子を見て、その場で崩れ落ちるようにしゃがみ込む。
「今度は…今度こそは…助けられて…良かった…。」
失う覚悟というのは、こんなにも怖い事だと初めて知った。
それでも助けられた奇跡に、
心が追いつかずに暫く立ち上がれなくなっていた。
その後、息を整えると皆のあとを追いかけていく。
[85]
Date:2023/05/06(Sat) 23:40
名前:SM ステータス:/// HP/TP(最大HP/TP):
行動選択:発言する
暗い、深い、闇の中に、キナリーはいた。
最初は溺れるような息苦しさと、落ちていく感覚に襲われた。
必死にもがき残された力を使い果たしても、圧し掛かる闇からは逃れられない。
力尽き、抵抗はただ苦しさが増すだけだとわかってからは、抗うことを止めた。
次第に落ちていく感覚が薄れていく。
ただ感覚に慣れただけなのか或いは闇の底に到達したのかわからない。
考える思考すら手放してしまった。
コワイ
あるのは恐怖。
親を、仲間を殺され、国を滅ぼされ、連れ去られた先で周囲から向けられる悪意、憎悪、殺意にも気付かず、王の鑑賞用として過ごした日々。
その記憶がまるで昨日のことのように思い起こされ、悲しみ、憎しみ、一言では言い表せない負の感情が押し寄せてくる。
先代の、”鍵”の役目を担った血縁者達の辛い記憶、感情が、まるで自分のことのように溢れ出てきては、心を蝕んでいく。
それならばいっそ、闇に溶けてしまえばいい。
消えてしまえば、楽になれる。
誰かがそう言っている。
―――
闇の向こう側。
見えないはずの闇のその先で、暖かいものを感じた。
誰かに、名前を呼ばれたような気がした。
とても懐かしい、優しい声。
―つらいきおくだけ?
誰かが問いかけてくる。
―あなたはひとりだった?
また別の誰かが問いかけてくる。
…チガウ
違う。自然とその言葉が出てきた。
それと共に、闇の先に感じた暖かいものが小さな光の粒子となって現れる。
―あなたがいなくなると かなしむひとたちがいる
光の粒子とともに、たくさんの声が聞こえた。
もう気のせいじゃない。
まるで導くように、語りかけてくる。
辛い記憶だけじゃなかった。
独りじゃなかった。
怖い、悲しい、寂しい。そんな感情と共に、一気に溢れ出てくる思いがある。
会いたい
―だいじょうぶ
誰かに背中を押されたような気がした。
ふわりと浮き上がる感覚。
―だいじょうぶ
その声とともに、キナリーは光に包まれた。
□□□
□□
□
「キナリー様!!」
バロンが陣を描き、ノエと共にその陣に魔力が集まるよう制御する。
全員の魔力が陣の中央に横たわるキナリーに集中し、周囲に浮かび上がっていた光の粒子が、まるでそれに吸い寄せられるかのように集まってくる。
まるで永年蓄積された聖女たちの祈りがそれぞれの想いに呼応するように集まり、キナリーを包み込んでいく。
淡い光は次第にその強さを増し、眩い光となる。
それぞれが持てる魔力全てを解き放った――瞬間、光が弾け目が眩んだ。
視界が真っ白に染まり一瞬何も見えなくなったが、光が止んだのか次第に元の景色が広がっていく。
「……している、わ」
アサヒの声が聞こえる。
「……呼吸を、している、の」
青白く、冷たく横たわっていたキナリーの顔に、微かに生気が戻っていた。
未だ目を覚ます様子はないものの、まるで眠るように規則正しく、呼吸をしている。
「お嬢さん、腰、抜けてますぜ」
安堵するもの、放心する者が多い中、サクは変わらずからかい交じりの言葉をかけてアサヒの代わりにキナリーを抱き上げる。
そして、貴方達を振り返り、ニッと口角を持ち上げて言った。
「じゃ、帰るか。ジャリ共」
---
※ダイスは不要です。帰還ロールなので思い思いに最後の書き込みをお願いします。
※次回更新:5/7(日)24時頃
[84]
Date:2023/05/05(Fri) 23:43
名前:風祭タツキ ステータス:100/120/785/190 HP/TP(最大HP/TP):(597/239)
行動選択:100面ダイス
「…。いきぎたねぇ…。」
死に際ですら何かしようとしていた様子に疲れとあきれの混じった声を上げ
「・・・・・・・・魔力、魔力ね…。」
もうひと頑張り…と気力を振り絞る
【キナリーに魔力を注ぐ】
100面ダイス(84)
|
|
Original
- Light Board -
- Light Board-K(Kamikaze Edition) - Ver2.0