学園内 中庭

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 朱鷺ミソラ
(8) 2023/05/27(Sat) 23:24

「炎龍先輩は優しいんですね。」
専売特許という言葉に目を丸くし、
匂いをかいでいる様子に堪えられず少し笑って。

「ではお言葉に甘えてお借りします。今度、生徒会室まで返しに行きますね。」
ブルゾンに袖を通して着てみると、メンズ服なのでぶかぶかで、
手が半分隠れ、袖口から指先が少しだけ出ている。
丈もスカートよりは短いものの長めで、いかにも借りました感が出ているが…
「おぉ、これは暖かいです♪」
本人は気に入ったようである…

女心という言葉には苦笑し、サボりというよりは休憩かな?ぐらいの認識で
「先輩はそのままでいいと思いますよ。
山積みの書類は気が遠くなりそうですけど、応援してますね…。
そういえば、黒猫団のみなさんも元気ですか?」
いつかの賑やかな中間試験のことを思い出して尋ねる。



 炎龍カイ(NPC)
(7) 2023/05/27(Sat) 16:15

「気にすんな、お節介が俺の専売特許だからな。
寒かったら、それ着て帰れよ。
俺はヘーキだし。」

「洗ったばっかだから。」と言いつつも、念のためブルゾンの臭いをかぐように肩のあたりに顔を寄せ「うん、大丈夫だ」と再確認。

「往来で寝てることより、花弁がついてるほうが恥ずかしいっていうのも、女心はわかんねぇな。」

恥ずかしがる様子には悪戯めいた笑みを浮かべ肩をすくめた。
抵抗がなければ「よっと」と言いながらミソラの隣に座ろうとし…

「仕事?あー…まぁ。留学中は残ったやつらに任せてたからある程度は。
けどまぁ、検印書類が山積みだぜ。」

からからと全く気にしていない様子で頭の後ろに腕組をして笑う。
上着をきていたあたりから察すればサボって帰ろうとしていたところなのだろう。



 朱鷺ミソラ
(6) 2023/05/27(Sat) 13:39

うーん、と伸びをして『よく寝たぁ…』と呟く。
次第に意識もはっきりしてきた。

「ちょっと休憩のつもりが、寝ちゃってました…。
夜はまだ冷えますよね、ご心配ありがとうございます。」

顔にくっついていたらしい花弁を取ってもらうと、
一瞬きょとんとした後、思わず笑って
「え、それついてました?気づかなかった…恥ずかしい…。」
あちこちはねてる寝癖を手でおさえたり、
制服を正したりと身だしなみを整えながら
「最近、生徒会のお仕事は良い感じですか?」
ふと気になった事を口にして



 炎龍カイ(NPC)
(5) 2023/05/26(Fri) 12:21

ブルゾンをかけて立ち去るつもりが、名前を呼ばれればミソラを覗き込んだ体制のまま留まった。

「わり、起こしたか…
昼寝するにはまだ早いだろ。風邪ひくぜ?」

夕方ともなれば肌寒くもなってくる季節柄、心配するようなそぶりで。
顔にくっついた花弁をそっと指でつまもうとしつつ、にぃと白い歯をのぞかせた。



 朱鷺ミソラ
(4) 2023/05/25(Thu) 21:36

しばらく、人の気配にも気づかないほど幸せな夢の中にいた。
ふと風に吹かれた小さな花弁が顔にくっつき、
くしゃみをして、薄っすら目を開ける。

「ぅ…赤い髪…炎龍先輩…。」
寝起きで頭がぽやぽやしながら、
トレードマークと認識している鮮やかな色に目を細める。
春の明るい陽ざしに、寝起きの目が慣れるまでは暫くかかりそうだ。



 カイ(NPC)
(3) 2023/05/25(Thu) 07:58

渡り廊下を歩いていると、ふと視界に入った幸せそうな寝顔にふっと息を吐くように笑いをこぼし自然と足が向いた。
トン、っと中庭に降り立つと着ていたブルゾンを脱ぎ、そっとミソラの肩にかけようとして。



 朱鷺ミソラ
(2) 2023/05/24(Wed) 23:46

試験も終わり、すっかり気が抜けたようで中庭のベンチで爆睡中の少女。
まるでくせ毛のように寝癖であちこちはねている。
「…うん…からあげ…」
夢を見ているのか、幸せそうににやけている。



 SM
(1) 2023/05/23(Tue) 22:30

シルヴァン帝国留学組がレクラン王国に帰国し、凱旋パレードを終えて、学年末の期末試験まで過ぎた3月中旬頃のこと。



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