「うんそうするよ、ありがとう。それから、宜しくチカくん♪」
ハンカチが奪われそうになったところを、まるで踊るようにひらりと持ち上げて
「ふふ、なかなかの腕だねぇ? けーど、ちゃんと洗って新学期に返させて。」
にっこりと柔らかに笑うとさっさとハンカチをポケットにしまい込もうとし
「そうだよー。はじめはハンター目指してこの学園に入ったし、今のところハンターはやってるけどね。 前途ある若者達を導くのもやりがいがあって面白いな〜って。 君はこの学園に入ったら皆ハンターになるものだと思ってる?」
色んな可能性があってもいいんだよーって教えてあげたいんだよね。 と双眸を細め、太陽の光がキラキラとその笑顔に反射する。
「あ、ちなみに僕、生徒会長もやってたんだよ?カイ君指名したの僕だから〜♪」 カイ君元気?と首を傾けてみたりして。 |